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2013年01月08日

劇団「花園」新年会

先日、うちの師匠である玉城先生が長年地謡をつとめている、劇団「花園」の新年会に行ってきました。
劇団「花園」新年会

劇団「花園」新年会

劇団「花園」新年会

劇団「花園」新年会

劇団「花園」新年会

劇団「花園」新年会

劇団「花園」新年会

劇団の新年会は、このように芝居の小道具を並べるんだそうです。新年にいつも使っている芝居道具を並べて、今年も1年頑張るということなんでしょう。それにしても、道具一つにしても、さすが華やかです。

劇団「花園」新年会

上の写真は、右から「徳原 清文先生」と「春 洋一先生」、そして「前川 守賢先生」です。先生方の話も、舞台でのことや芝居の最中の可笑しかったこと、昔の芸能のことなど、相変わらず面白い話ばかりでした。
とてもいい勉強になります。

この新年会、先生のお供をさせていただいて、毎年参加しているのですが、今年はいつになく沖縄芸能界の若手が多いような気がしました。そのおかげか、いつにもまして賑やかな気がしました。

劇団「花園」新年会

そして、うちの玉城先生が「酒で酔うまえに、嘉例(カリー)をつけよう。」と言われて、「かぎやで風」、「恩納節」、「中城ハンタ前」を歌いました。歌詞はもちろん、正月用の歌詞です。

唄・三線は、安冨祖流絃聲会 玉城正治研究所と徳原清文先生、前川守賢先生でやったのですが、さすが劇団の新年会です。「誰か踊って・・・。」というと、すぐに舞踊の先生が踊ってくれました。

劇団「花園」新年会

劇団「花園」新年会

劇団「花園」新年会

見事に「嘉例」をつけて、新年会もバッチリでした。

その後、お酒をいただきながら先生方の話を聞いたのですが、春先生は素晴らしく明るい方で、周りもすべて明るく楽しくされる先生で、徳原先生は唄・三線の面白い話と素晴らしいエピソードを聞かせてくれるし、前川先生はものすごく誠実な話し方で、舞台での唄・三線、役者としてのこと、昔の先輩方のことなどを面白く聞かせてくれる先生です。どの先生もその道のプロですので、面白おかしく話されていても、一言一句に重みがあります。

こういった経験は、僕のいい勉強になるとホント思っています。毎年のことなんですが、お酒を飲むより、話を聞くのがとても面白く感じました。ありがたい事ですネ。

今年も春からいい勉強になり、縁起がいいですね。頑張っていきましょう。
劇団「花園」新年会

劇団「花園」新年会



「劇団「花園」新年会」・・・でした。


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Posted by T里之子 at 19:37│Comments(3)三線
この記事へのコメント
こんにちは。

こちらも素晴らしい新年会ですね~。
うらやましいです。


「恩納節」、「中城ハンタ前」の正月用の歌詞とは
どんなものなのでしょうか?
できたら教えてください!
Posted by かんちゃん at 2013年01月09日 09:02
かんちゃんさん、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

さて、恩納節ですが、「先年にかわてぃ 恩納村はじし 道挟でぃ松ぬ なだる美らさ」です。

中城ハンタ前は、「春や花盛い 深山鶯ぬ 匂い忍でぃふきる 声ぬしゅらさ」です。
Posted by T里之子T里之子 at 2013年01月09日 18:21
早速のお返事ありがとうございます!

パソコンに保存し、それぞれの旋律に乗せて歌ってみます。
Posted by かんちゃん at 2013年01月10日 13:09
 
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