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2019年05月18日

琉球舞踊保存会

今日は、那覇市西町にある「男女共同参画センター・てぃるる」で琉球舞踊保存会の「令和元年度 伝承者研修会開講式 および 講話」に参加してきました。

琉球舞踊保存会

実はこの度、ありがたいことに琉球舞踊保存会の歌・三線の伝承者として認証していただいたんです。三線
それで今日参加してきたのですが、この伝承者の認定は、毎年行われているわけではなく、今回も数年ぶりの伝承者認定だそうです。
わが安冨祖流と野村流あわせて歌・三線の22名が今回認定されました。

この琉球舞踊保存会の伝承者は、歌・三線、舞踊、箏、笛、胡弓、太鼓それぞれいるのですが、今回は歌・三線のみでその他の認定はありませんでした。
琉球舞踊について理解を深め、技の研鑽を行う。という趣旨で研修を行っており、始まってから9年になるということでした。

琉球舞踊保存会

琉球舞踊保存会

研修の説明等を聞いていくと、今年度の予定もすでに組まれており、課題演目も「瓦屋」と「取納奉行」となっていました。そして、僕ら今年度の認定者は選抜研修ということで、割り振りも決まっていました。

琉球舞踊保存会

1月の国立劇場での発表会に向けて、研修していかなければいけないようです。頑張っていきいたいと思います。

しかし、今回の認定は自分自身ホントにありがたく思っています。これで更に歌・三線の勉強ができるようになるんで願ってもないことです。

これもすべて師匠のご指導のおかげだと心から感謝しています。それに報いるためにも、全力で頑張っていきたいと思っています。

認証式が終わった後、来賓の挨拶があり、その後、顧問である田中英機先生のお話がありました。
特に、田中先生のお話はいい勉強になりました。
「型血(かたち)」を作る。という話でしたが、皆、「型」にはまったような芸をしているのだが、そのうち自分の芸ができるようになりなさい。という内容でした。そうすれば型に自分の血が流れ、型血(かたち)ができるということで、要するに、自分の個性を出すような芸をやっていくようにという話でした。そして、お金を払って観に来ている観客に感動を与えるような舞台ができるようになりなさい。とのことでした。素晴らしいお話で勉強になりました。

琉球舞踊保存会

認証式と開講式などが終わった後、県立芸大で指導をされている鈴木先生から、「瓦屋」と「取納奉行」についての講話がありました。

こちらもいいお話で、両演目の成り立ち(いつ頃からおどられているのか?)や、それに関わることを聞けました。
唄・三線だけではなく、舞踊にまつわるお話を聞くのもいい勉強になるし、聞いていて楽しいものです。
しかし・・・勉強不足ですね。まだまだ分からないことが山のようにある感じです。ガ-ン

まあ、焦っても仕方ないですから、日々努力していきましょう。ニコニコ



・・・「琉球舞踊保存会」・・・でした。


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Posted by T里之子 at 22:18│Comments(0)三線
 
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