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2010年11月21日

組踊 ユネスコ世界遺産認定

やりました!
我が沖縄の「組踊」が、ユネスコの世界無形遺産に認定されました。

詳しくはこちらを・・・・
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-170238-storytopic-11.html

沖縄の芸能に関わるすべての先生方の努力のおかげだと思います。先生方、「おめでとうございます。」

いやあ~・・・。めでたい・めでたい
組踊 ユネスコ世界遺産認定

組踊 ユネスコ世界遺産認定
こんな素晴らしい組踊なのに、一方では沖縄県人の80%が見たこともないらしいんです。ムキー
確かに、僕の友人たちに聞いても、組踊の存在すら知らない人ばかりなんです。その素晴らしさを知っているのは、沖縄県人より内地の方とか国外の方たちなんです。

琉球舞踊が国の無形文化財に指定されたときも、僕の周りの連中はそんな感じでした。それ以来、ことあるごとに、「一度は見たほうがいいよ。」と勧めるのですが、なかなか皆さん見に行くことがないようです。

これはなんでかというと、その原因として、昔、小学生とかが方言アガ!(痛い!)を使うと方言札をかけたり、「三線三線を弾くといい学校に行けないから。」と言って子供に沖縄の音楽を学ばせなかったりして、沖縄の文化に触れさせず、それが続いて現在のような状況になったからだと思います。

その当時は、内地やアメリカの文化が上等で、沖縄の文化はだめなんだと、これを否定したんですね。ホント残念なことです。ガ-ン
でも、そのような指導をされた方は、時代の流れで仕方なくやったのだと思います。しかし、それは明らかに間違っていたようです。今回、沖縄の芸能の象徴たる「組踊」が世界遺産に認定されて、それが証明されました。おすまし

これもひとえに、逆境にめげずに頑張ってきた、今の先生方のおかげだと思います。

僕も、琉球芸能を学んでいる者として、今回のユネスコや、琉球舞踊の国の無形文化財指定等を励みに、これからも頑張っていこうと思っています。



「組踊 ユネスコ世界遺産認定」でした。チョキ


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Posted by T里之子 at 19:48│Comments(2)三線
この記事へのコメント
「やりました!」
T里之子さんの歓喜の声がこちらまで伝わってきそうです。

私も17日付けの琉球新報の記事を見つけて紙面に飛び付きました。
更に昨日は12面にわたる特集記事まで。本当に嬉しいですね。
一度 製作者としても有名な胡弓師範のMさんが組踊の仮名掛けを説明、実演してくださいましたが、いやいや、あまりの感動と難しさに言葉を失った事があります。

応援には行けませんがT里之子さんも週末の新報ホールの芸能際、頑張ってください。
Posted by 与論人 at 2010年11月21日 20:49
与論人さん、お久しぶりです。
元気ですか?

コメントありがとうございます。
組踊が認定されて、それを勉強している僕らも頑張らねばいけないと、志を新たにしているところです。

それと、芸能祭は頑張りますよ。毎日稽古しています。そのうち遊びに来てください。
Posted by T里之子T里之子 at 2010年11月21日 22:05
 
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