小禄（ウルク）らへん

本日より、第４４回芸能コンクール　三線の部が始まりました。


場所は、那覇市天久にある、琉球新報社です。


今日は新人の受験番号「１番」から「４０番」までの審査が行われました。少しだけ見たのですが、緊張している人もいたけど、すごい落ち着いている人もいました。僕の新人のときなんか、緊張しまくってあまり覚えていないくらいです。落ち着いている人を見るとうらやましいですよね。


試験は、新報社の２階のホールで試験があるのですが、控え室は１階にあります。その控え室の前に、

こーんな感じでモニターがあるのですが、その前で自分の弟子の試験を見る先生や同僚、出番を待つ受験者がじっとモニターを見つめています。んで、受験者が間違えると、「あ～っ・・・。」という落胆の声を出したりするんです。みんな他所の研究所の人でも「しっかりガンバレ。」と応援しているんです。分かるんですよね受験者の気持ちが・・。一人で舞台の上で唄って弾くことの難しさ、受験までの勉強のつらさが・・。なにしろ、先生方も皆通ってきた道なんですよ。だから、受験している人が知らない人でも、応援したくなるんだと思います。毎年この時期になって、この会場に来ると、安冨祖流絃声会の方々の温かさが身にしみて分かります。ホント素晴らしい趣味に出会えてよかったと感謝しています。

は～。しかし僕は、そんなこと言ってる場合じゃないんです。
実は今日、最高賞の課題曲のくじをひいたのですが、「十七八節」と「述懐節」に決まりました。周りは「良かったな。」と言ってくれるのですが、僕的には「茶屋節」と「仲風節」を頑張ってきていたので、少し残念です。まあ、なにはともあれ決まってしまったんで、頑張るしかないです。あと２週間、気合入れていきます。