舞踊・組踊研修

T里之子

2019年05月19日 23:12

今日は、令和になって初めての安冨祖流絃声会 舞踊・組踊地謡研修が、豊見城市の真玉橋公民館でありました。
前段は、組踊「女物狂い」の稽古で、指導は西江 喜春 先生です。



西江先生が、歌だしと立ち方のセリフとのタイミングなどを詳しく説明してくれるので、とても勉強になります。





また、「女物狂い」だけじゃなく、ほかの演目の話なども聞けるので、楽しくて内容が充実しています。

そして、後半の舞踊の地謡研修は、私の師匠である「玉城 正治 先生」の指導で、「瓦屋」と「取納奉行」の稽古がありました。





ただ、ありがたいことに他の演目もやっていただけました。
今度の公演の斉唱の「ぢゃんな節」と「大兼久節」や、安冨祖流絃声会女子部である「うないの会」の演目の「金細工」、「川平節」などでした。
普段やらない演目もあるんで、いい勉強になります。

こうして毎週のように三線の研修とかがあると、大変と感じる方もいるでしょうが、自分は内地で勉強している方たちに比べると、先生方に指導していただけることは素晴らしいことだし、贅沢なことだと思います。
僕自身も内地にいるときは、ビデオなどで稽古し、音が出ないようにヘッドフォンを使ったり忍び駒を使ったりして苦労した思い出があります。
ですから、ここ沖縄で先生方の指導を受けられるということは幸せだと思います。

いま、沖縄の人よりも内地の方が熱心なのは、琉球古典音楽の素晴らしさを沖縄県人が理解していないからだと感じてます。
コンクールも内地の方が多いですしね。
もったいないことです。

自分もできる限り琉球古典音楽を学んで、楽しんでいきたいと思っています。

さて、来週も頑張っていきましょう!



・・・「舞踊・組踊研修」・・・でした。

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